【現在】働きたいのに働けない人へ
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【現在】表記のタイトルの記事は、
昔うつ病、引きこもりニート、毒親家庭のサンドバッグ役だった筆者が
【現在思う事】です。
不調のさなかにいらっしゃる方は、決して無理のない範囲でごらんください。
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働きたいのに働けない人へ。
まずニートが生まれる家庭にありがちなパターン。
①片親
もしくは「需要と供給が合っているだけ」
家の中に心許せるリラックス感や言いたい事を言える親密さがない
家族間の仲が一見良さそうに見えても「需要と供給が合っているだけ」
②「働くこと=犠牲を払うこと」という負の認識
「俺はこんなに働いてやってるのに」
「私達はこんなに苦労してやってるのに」
「(ため息」など、
とにかく隙もないのに人の劣等感を刺激して
罪悪感を与えるのがうまい嫌味型モラハラ常習メンバーが居る
③働いて幸せになってる好例が見えない、もしくは少なすぎる
まともな労働に従事できているメンバーの比率が低い(地方多し)
あるいは仕事デキて当たり前みたいな認識持ってるメンバーが多数(都市部多し)
働き手ならではの優れた社会性が子供にとっての良質な見本として機能せず、
「働いて人の役に立つ喜び」「時には厳しく導き、食わせて健やかに育てる喜び」という幸福のモデルが著しく希薄
④働いてない事に関して親がそこまで口うるさくない
「バイトくらいしたら?」
「これからどうやって生きていくつもりなんだ?」程度で罪悪感が爆発し本人死にかける
⑤信頼できないから敵意ばかり溜まる
「いっそもっと親がブチ切れて、死ぬほど怒ってくれて、家から追い出してくれたら良いのに」、
と無職本人が思うくらい口うるさくないからこそ、
「本当は両親は、僕私が働いてない事に対して、ずっとものすごい量の怒りを溜めてるのかもしれない」と敵意を溜め、
それを日頃の習慣から親に対する敵意と自認できず罪悪感と勘違いし、
そのニセ罪悪感が爆発し本人死にかける
⑥本人が割と深刻な状態
だいたい心理的に疲弊してる子を持つ親って身体的な不調にはすぐ気付いても
「あの子がまさか心を病んでるわけがない」とか割と本気で思ってるし言う
不調が悪化して子が引きこもっても
「どうしよう…(ため息」「しょうがないな…(ため息」しか言わなかったり
⑦家庭内のメンバーが誰も解決に向けて本格的に動こうとはしない
せいぜい心療内科に連れて行って終わり
認知行動療法やカウンセリングなど他にも選択肢はたくさんあるというのに
そうした具体的かつ実践的解決法にはアホみたいに抵抗する
「あの子を思い通りにできない」事でいつまでも悩みたがり、依存されたがる親と
「親の思い通りになれない」事でいつまでも悩みたがり、依存したがる子の
需要と供給が半永久的に合い続ける
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家庭内のありがちパターンの次は、
無職の親にありがちなパターン。
①友達が居ない
これに尽きる
もしくは外面が良いだけで人と瞬間的にしか付き合えない
②「○○したい」自己実現願望よりも
「~~に見せたい、〜〜と思われたい」承認欲求優先
「普通にしあわせになりたいから」子供を作って
いざ普通すぎる伴侶や子供に囲まれるとグチグチ言ってる
都合が良いんだよなこういう人って
都合が良い時だけは普通でいたがるくせに特別になりたがってて常に傷付いてるからグチグチ言うやつ
③自分の感情から逃げる
プライドという心の壁の高さは、人を幸せにする余裕の無さとイコール。
だからこういう人って常に負け惜しみしか言わないとかあるあるだし
逆に「自分はこれが好き」「あなたのこういう所が良いと思う」などと率直で優しげな、他者への肯定的ワードは全然まっすぐ言えない
④自分の感情から逃げるから感情的行動の後処理も他人に丸投げする
お察しだとは思うけどこんなんだから友達が居ない
あとは「しあわせになりたいから家庭を作った。しあわせになるには犠牲がつきものだ、
だからたくさん犠牲にして子供を育ててきた。
だからあの子にはこの期待に応えて欲しい」などと、
承認欲求や依存心や支配欲、犠牲者意識まで全部自覚ないうちに子供に丸投げする
⑤「あの子に幸せになって欲しいから、」などと口では言うけど、
本心じゃ「俺私より幸せになるか大成して欲しくはない」と思ってるか、
もしくは大成すれば「あんなに犠牲を払ったんだから親に感謝して欲しい」と思ってる
⑥子はツール(女親Ver.)
自己肯定感が低すぎて大人になれない。
子供に甘えて構ってもらわないとさみしくなっちゃうし、
子が男なら「ママと結婚する」「ママ大好き、僕が守ってあげるね」をマジで魂に刻んで腕の中から離す事をガチで拒むし可愛い息子たんの彼女や嫁をウルトラ敵視
子供が女なら色気付いてきて劣等感刺激してくると「私より美しくなっちゃ嫌。良い旦那を見つけちゃ嫌」が発動し、
無意識の行動で自立を阻害しがち。
人生通して「やっぱりこの人は、この子は私が居ないとダメなんだわ。あなたは本当にダメな人ね」と思わなきゃやっていけず、
ダメな人について悩んでいる間だけは自分が立派になれたと錯覚して気持ち良くなり、
独りじゃ1ミリも自我と自尊心が確立できない
⑦子はツール(男親Ver.)
自己正当化しすぎて大人になれない。
子供が思い通りになってくれないとプライド傷つくし、
かと言って完璧かつ理想的な子供になられても自分が上回られちゃって腹立つし、
嫁が子供を可愛がってたら嫁の母性が自分へ向かなくなった事にまず傷付き、
同性の息子であればことさら敵認定して子供のままで居させたがり
つまり自立を阻害し、
娘が生まれて可愛い子に育ったら溺愛してしまい
「パパ臭い!」とか万が一言われたら傷付くし自分より優れたイケメンに嫁に行かれたりしたらマジで傷付くから子供のままで居させたがり、
つまりやっぱり無意識の行動で自立を阻害しがち。
子供にとって大事な発達のチャンスを無自覚なまま取り上げて、
人生の手本になるべき彼ら子供の前ですら
『幸せを与えられる立派な大人像』を見せてやれず、
あとは多くの場合は自分の非を認めて謝りたがらず、
自分が己の成長を止めてる事に気付かないから子供の成長まで止めてる事も
無論全く自覚なし、
人生通して「俺が正しい。俺はつよいんだぞ。俺を尊敬しろ、ちやほやしろ」と誰かを支配して自己正当化しなきゃやっていけず、
でも度胸がないし仕事のストレス溜まってるから
お山の大将になるのは家庭内のみ(教師の場合は職場でもやってるが)。
嫁や子供を弱者扱いできるチャンスだけは逃さずに、
統率者になれた時だけは気持ち良くなり、
独りじゃ1ミリも自我と自尊心が確立できない
⑦そんなみっともないところを自分の子供や弱い立場の人に受け止めてもらえないと、自我と自尊心を確立できない
だから家庭内の誰かが自分より落ちぶれていれば、
そいつを見下して、
自分が自立した人間かのように思えて、半分は安心して生きていられる
ニートとか引きこもりなんかは、
だから半分だけ自立してるんだよ。
親の「働いて立派になって欲しい」という望みに反抗して、
自分の「働きたくない、甘えていたい」という望みを貫いているからさ。
しかし、彼らが胸を張って堂々と生きていく事が出来ないのは、
もう半分がものすごい重力の「ずっと子供で居てほしい」という親サイドの依存であり、
それに応えちゃう「うんずっと子供で居るね」と言う依存である事により、
葛藤して疲れ切っちゃってるからなんだけどね。
ただ生きてるだけで、
しょうもない親の負債を両肩に背負ってきただけで、
きみらには、周りの目には見えない疲れが溜まっちゃったんだよ。
『この年齢なら出来て当たり前のこと』というタスクを、
段階を経ながら処理しきるチャンスは保護者によって奪われ、
走って追いつこうとする余裕もなくなり、
ただただ重責と疲労感がたまり、
心身ともに衰弱しきって、
おまけに「自分はこんなもの背負って一人で生きていけるわけない」、
「ていうか自立して幸せに生きていく資格ない」などと、
自分よりも養ってくれた親を正当化して、
「だって親あっての自分だから」って、
親ごとセットにして自分の存在を認識する事が習慣になってるから、
「よーし自分は親より若いし親よりチャンスいっぱい掴んで親の知らない幸せ掴んで豊かに生きていくぞー」とか思えるわけないし、
働きたいなんて自ら思うわけないよ。
ニートや引きこもりの親は、
彼らの子供達に対して、「自立して幸せになって欲しい」なんて、
思っちゃいないんだもの。
思ってたとしても、割合は多くて半分だよ。
バカ親なんてそんなもんさ。
「自分より下」と見なした人間としか付き合えず、
みんなで一様にマウンティングして「自分は勝ってる」と思い合ってる、
地獄みたいなコミュニティは世に溢れかえってるでしょ。
あれが繁殖して親になると、こうなるんだよ。
子供サイドがどうしたら幸せになれるかって、
「自分には○○する資格なんてない」という底なしの絶望感が、
どこから生まれて来たのかを、辛くても考えることから始まるよ。
○○に当てはまるものは、本当に人による。
息をする資格ないとか、
ご飯を食べる資格はないとかね。
働けない人たちは、
「自分は働いて幸せになり、大人になって、自立と充実を手に入れる資格はない」と思ってるんだ。
でも無理して頑張っちゃう。
「親に申し訳ない」とか、「世間の目が」って気にして、
本心から働きたいなんて思わない内に働こうとして、
でも面接や電話が怖くて、
「こんな事で怯えている自分はダメだ」って泣いてる。
その葛藤はまさに、自立と依存の大げんかなんだ。
親に植え付けられた依存心と、
自分の体の中で悲鳴を上げてる自立心がぶつかってる。
「この葛藤がどうしたら解決するのかも分かんないし、っていうかどうしたら解決するのか分かったところで、
その最良の道を選んで幸せになる資格なんか自分には(ry」
ってなるから、周りにしてみりゃ、もう本当どうしようもない。
周りはそりゃあ、「どうしたいの?」って聞きたい。
迷子は自分の問題が分からないから、
「どうもしたくない~~~(泣」って泣いちゃう。
周囲「うーんこの」
ってなる。
雇う側にしてみりゃ、
「おうそうか、もうちょっと大人になって、目的地が分かってから来てね」ってなる。
しょうがないね。
たいていのお仕事とは、
身体だけ大人なのにこまっている幼児をこまった親から引き離す事じゃない。
大人同士の大事なものだから、うーんこのしてる場合じゃない。
きみたちは、
自分の親がかなりレベル低めの、大した事ない人間たちだって自覚する事からやってごらん。
こまっている幼児を大人にしてくれる大正義カウンセリング行けば速いけど、
まだ「行ったら治って幸せになっちゃう」って怖いでしょ?
幸せになりたいけどなりたくない病のどうしようもなさ、
果たして伝わったかねえ。
親を超えられない、彼らの思惑を超えてはいけないという思い込みは、
でもきみを殺しちゃうよ。
「うんお願い、親を超えないで」って暗に要求する親の、半分望み通りになって、
きみの喜びに満ちた人生は、老いていく親に吸い取られちゃうんだよ。
きみにはちゃんと人を幸せにする力が眠ってるのにね。
本当に自分を幸せにできるのは、自分自身なんだって気づいてごらん。
それでいつか、
きみが精一杯心を込めて作ったもので、
誰かを喜ばせて、お金をもらって生きてごらん。
親へのニセ感謝やニセ罪悪感なんて、
吹っ飛ぶくらい楽しいよ。
本物の感謝がどういうものかも、
その時に初めてわかるしね。
人間は不思議なもんで、
ニセモノでは決して満足できないようになってるんだ。
いくら長い間摂取しても、ガブ飲みして浪費してやっても、
例えば満たされない事を自分のせいにしても、何かのせいにしても、
尚飢えて、いつまでも欲しくなってしまうなら、
きみが味わおうとしているそれは、紛い物なんだよ。
自分の感覚を以てして「僕私は生きていて良いんだ」と信じきれず、
「今生きていて、本当に幸せだ」とも信じられなかったら、
無理しなくて良い。
その飢餓状態に付け込んでニセ幸福を売ろうとする、
悪い奴らが寄って来るかもしんないから、
何か意図して信じようとだけはするなよ。
働きたくて仕方ない!とか自然に湧いて来るまで、
働かなくて良い。
気がついたら信じてたって、ふと自然に気付く時まで、
何か必死で思い込もうとしたり、信じようとしたりしなくて良い。
本当に理由があって働けないなら、無理しなくてよい。
働きたいのに働けないなら、
「働きたくないんだ!!!!!!!!!まだ甘えていたいんだ!!!!!!!!!!!!!あのクソ親に!!!!!!!!」って、
いっぱい甘えておいで。
「親に傷付けられるかもしれないし、期待を裏切られるかも。本当はずっと怒りを溜められてるのかもしれない、もう親と顔合わせたくない、申し訳ない」って、
ビクビクして実際傷付きながらも、
思いっきり依存しておいで。
実行できなかったら、頭の中で緻密に想像しな。
思いっきり依存って、思いっきりベタベタする事でも、死ぬほど怒ってやる事でもあるんだよ。
だから、怒りのあまり現実的に殺すなよ。
家族を殺すって愛情の裏返しだからさ。
きみの親は、きみを半分優しく、半分生殺しに
し続けてるけどね。
子供可愛さと自分可愛さから、
親が子供の発達をじゃましてしまうなんてのは、
どんな親でもついやってしまいがちな事だと思う。
でも、このレベルまで発達のチャンスを奪い、
成長を止めさせて、掴みとれた筈の幸せを奪うのは、
殺人と同じくらい重い罪だと私は思うよ。
だって子供は、親が死んだ後でも、
親に背負わされた不幸をかなぐり捨てられない限り、
ずっと不幸なまま、苦しんで生き続けていかなきゃいけないんだから。
不幸な人たちって、寄せ集めるとロクな事しないでしょ?
きみは一人で脱出して、幸せになりなよ。
本物の幸せに犠牲なんていらないから。
お姉さん応援してるよ。きみならいける。
頑張れよ。
親に負けるな。